スパリゾート海水

デジタル片付け6日目

ツイ禁6日目*1です。

最初は「朝の時間にゆとりがあって優雅だな〜、不意に目に入った不快な情報に心を煩わされることがなくて快適だな〜」とか清々しい気持ちで全然余裕だったんですが、数日続けているうちにやはりというべきか寂しさが募ってきました。Twitterで繋がった*2波長が合う人や、人柄がめっちゃ好きな人、尊敬する人たちとの繋がりを1ヶ月断つのは身を切られるように辛い。でも自分で決めて自分に課したルールなので1ヶ月やり通します。このツイ禁生活を続けるうちに、自分が本当に必要なものを見極められるようになることを信じて……。

魚の釣り方を教えてくれる本

ところで、この「自分に課すルールは自分で決めよう」という柔軟さは『デジタル・ミニマリスト』のいいところだと思います。「Twitterは1日1時間! ベッドにスマホは持ち込むな!」みたいなお仕着せのルールに従ってみたところで、私のような重度のスマホ依存者はすぐ元の木阿弥に戻ってしまうと思うんですよね。ライフスタイルは人それぞれだし、一律に「私はこのやり方でうまくいったからあなたもこうしましょう!」って啓蒙したところであんまり効果ない気がする。

デジタル・ミニマリスト: 本当に大切なことに集中する

デジタル・ミニマリスト: 本当に大切なことに集中する

私が最近読んでよかった本に『どんなことがあっても自分をみじめにしないためには―論理療法のすすめ』というのがあります。これはざっくりいうと、「自分をみじめな気持ちに陥らせている自分の不合理な思い込み*3を自分で論駁して、みじめな気持ちから立ち直る方法」が書いてある本です。この「論理療法」はちょっと手間がかかるし、自分の気持ちと正直に向き合うことになるからやっててかなり恥ずかしくなるんですが、メンタルがしょげてるときにはかなり効きます。

どんなことがあっても自分をみじめにしないためには―論理療法のすすめ

どんなことがあっても自分をみじめにしないためには―論理療法のすすめ

『デジタル・ミニマリスト』も『どんなことがあっても自分をみじめにしないためには』も、読者が必要とする答えがそのまま書いてあるわけじゃなくて、読者が必要とする答えを読者自身が見つけるための手助けをしてくれる本なんですね。「デジタルコンテンツと健全に付き合っていくための落とし所」も「自分のいじけたメンタルを立ち直らせるための力強い言葉」も、自分で探っていくからこそ自分にとってのベストな答えが見つかるのだと思います。「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」ってやつですね。

Twitterとの適切な距離感を探る

Twitterでしか接点がない人たちの消息を毎日追うことは自分にとって大切な習慣だったのだと、Twitterを一時的にやめてみて痛感しています。『デジタル・ミニマリスト』では、「SNSでいいねをするのもコメントをつけるのもやめることをお勧めする。その結果、SNSでのみ繋がっている人との人間関係が切れても結構(意訳)」などといったことが述べられています*4が、インターネットがなければ出会えなかったであろう人たちとの生温い人間関係を人生から完全に排除することは、私には最早できません。

それに、Twitterをやっていなかったら『かげきしょうじょ!!』という素晴らしい漫画に出会うきっかけもなかったかもしれないし……*5

かげきしょうじょ!! シーズンゼロ (花とゆめCOMICS)

かげきしょうじょ!! シーズンゼロ (花とゆめCOMICS)

ただし、Twitterを解禁しても、Twitterのアプリはもうインストールしたくないし、Twitterにログインする時間も制限したいと思っています。

『デジタル・ミニマリスト』で引用されている、エンジニアのトリスタン・ハリスの言葉を一部借りますが、「スマホは(いわば)スロットマシン」なんですよね。私はまさにTwitterをスロットマシンのように使っていました。「何か面白い情報はないかな?」とTLを更新するのもスロット。ツイートを絶えず投稿しては、「自分のツイートがいいねやRTされてないかな?」と通知を確認する一連の行為もスロット。Twitterは私の人生に欠かせないものですが、四六時中スロットマシンを回し続けるような生活には近頃本当にうんざりしていたのです。

リセット期間が終わってTwitterを再開するに当たっては、自分なりのTwitter運用規定を決めて、それを守り続けようと考えています。

  • Twitterアプリはインストールしない。
  • ログインする時間は22時からの1時間に制限する*6
  • あらかじめブックマークしておいたアカウントのホームに限っては、決めた時間に限って巡回して良いものとする。
  • 仮面ライダーが放送される日曜9時からの1時間は例外的にTLを読んでいい時間とする。
  • ブックマークしたアカウント以外のホームに飛んだら、必ずアカウント名をEvernoteに書き留める*7
  • Twitterで検索したら、必ず検索ワードをEvernoteに書き留める。

こんなところだろうか……。

あと25日頑張ろう

25日……25日!?

自粛期間が終わるのを待ちわびる一方で、これまで多くの時間と注意を割いていたデジタルコンテンツを排除した生活には、合宿のような非日常的楽しさも感じています。まあこうして余裕こいていられるのはツイ禁を始めたばかりだからで、そのうち禁断症状に悶え苦しむことになるかもしれませんが……。

*1:正確にいえば全面的にツイ禁してるわけではなく、ソシャゲの公式アカウントとかは1日1回チェックしてる。

*2:こちらからの片道フォローも含む。

*3:「○○するべきだ」とか「○○でなければならない」といったもの。

*4:あくまで、「私の提案あるいは助言を受け入れるか受け入れないかは読者のあなた次第」というスタンスを取っていて押し付けがましくないのは、この本のいいところだと思う。

*5:多くの人に傑作と語り継がれるであろう漫画なので、Twitterやっていなくても遅かれ早かれ知ることにはなっていたとは思う。

*6:これについては就寝時間が後ろにずれ込む危険性があるので、もっと良いルールを考える必要があると思う。

*7:嫌な人の名前とか記録に残したくないので、これで「嫌な発言をしている人のホームに飛んで、さらに嫌な気持ちになる」という愚かな行為が減らせるはず、私の見立てでは。